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オンラインゲーム開発用通信ライブラリ「nine」の正式版を無償にて配布開始
-通信ライブラリとして最高速レベルでのパフォーマンスを実現-

2008.10.24

株式会社ソフトギア(以下ソフトギア、本社:東京都新宿、代表取締役:青木 健悟)は、オンラインゲーム開発用通信ライブラリ 「nine」の正式版「nine1.0.0」の発表と合わせ、同日より無償での正式版ダウンロード配布を開始することを発表いたします。

■ オンラインゲーム開発用通信ライブラリ「nine」
「nine」は、世界各地のお客様にご利用いただいており、リリース4ヶ月でダウンロード総数は430パッケージを超えました。このたびフェニックスソフ トの技術研究開発事業の一環として、ネットワークアプリケーション開発をサポートする開発プロジェクト「nine」を正式稼働いたしました。それにともな いコアとなる通信モジュールの高速化と安定化を実現し、正式版「nine ver1.0.0」としてリリースいたしました。

■ 「nine ver1.0.0」
「nine ver1.0.0」では、通信の高速化と同時にマルチスレッド機能の追加を行い、通信処理の高速化と効率的な並列処理機能を実現しております。これによ り、通信エンジンとして最高速レベルでのパフォーマンスとサービスに耐え得るライブラリとして提供をいたします。また、従来の「nine」と互換性を有し ているため、既に「nine」をお使いのお客様も問題なく正式版をお使いいただけます。

◆ 「nine ver1.0.0」スペック
測定環境
サーバOS:Ubuntu 8.10(Linux 2.6.24)/CPU:Xeon 5110 * 2/メモリ:4GB
メッセージサイズ 100バイト
※オンラインゲームで使用される環境を想定した測定となります。
測定値
・1プロセスにおけるスループット:毎秒30万メッセージ 応答時間0.3ミリ秒
・1プロセスにおける接続数1万 :毎秒6万メッセージ

従来のネットワークライブラリは接続数の増加に伴って性能が指数関数的に低下していましたが、「nine」ではほぼ一定のスループットを実現しまし た。測定結果から、通常の大規模オンラインゲームを想定した場合、デュアルコアCPU環境で、「nine」の1ノード(プロセス)の実行のみで、MMOク ラスのネットワーク処理を安定してさばくことが可能となります。
「nine」を使用することにより、大規模且つ高負荷処理を必要とするネットワークアプリケーション開発が実現されます。

◆開発者コメント◆
nine 1.0をリリースすることができて嬉しく思います。
この 1.0版は、ネットワークゲームの通信部分に必須となる機能を一通り備え、実用に耐えうる安定性と性能を満たしていると自負しております 。本格的な MMOゲーム開発はもちろん、無償ですのでインディーズゲーム開発にも有用でしょう。制作者の皆様にはぜひこの nine を活用して、 多様なネットワークゲームを創って頂ければと思います。 多様なそしてネットワークゲーム復活の一助となれば望外の幸です。

■ 今後の展望
世界各地のお客様からダウンロードいただいている「nine」は、弊社技術開発事業の一つとして開発プロジェクト化したことで無償通信モジュールからネッ トワークアプリ開発用の統合環境としてのソリューションを目指します。まずは基盤となる高速通信モジュールを要した「nine1.0.0」をスタートライ ンとし、オンラインゲーム開発をターゲットとした、各種機能群の追加とマルチプラットフォーム対応を行う予定です。オンラインゲーム開発を事業からの フィードバックを大きく取り込むことで、オンラインアプリケーション開発を大きくサポートする開発ツールとして提供ができると考えております。
「nine」は世界中のお客様にお使いいただける通信エンジンとして、さらなる市場活性と技術革新に貢献していまいります。