プレスリリース

オンラインゲーム・メタバース開発用サーバーソリューションStrix Cloud 韓国向けサービス開始

オンラインゲーム用の通信ライブラリとサーバー開発事業を展開する株式会社ソフトギア(本社・東京都新宿区、代表取締役・青木 健悟)は、オンラインゲーム・メタバース開発向けに提供するサーバーソリューションSTRIXの韓国向けサービスを開始したことを発表します。

サーバーソリューションStrix Cloud

Strix Cloudは、SaaS形式で提供するオンラインゲーム開発向けサーバソリューションです。開発難易度の高いリアルタイムサーバをワンクリックで実現し、サーバインストール、プログラミング、運用から解放します。システムのバックエンドには弊社の特許技術が組み込まれていることから、大量メッセージの高速処理と大規模な同時接続数を可能とし、従来の国内ライブラリでは成しえなかった高いパフォーマンスを実現します。オンラインゲームやメタバース開発をはじめ、教育現場での活用など、様々な用途での導入実績が拡大しています。
Strix Cloudサービスサイト:https://strixengine.com/

韓国向けサービス開始

韓国のデジタルゲームの世界市場規模は、2022年の113億4000万米ドルから2031年には166億米ドルに達すると予測され、メタバース戦略として「2026年に世界5位」を目指す方針を発表するなど、世界トップレベルのオンラインコンテンツマーケットが韓国で拡大しています。
この度、Strix Cloudのサービスリージョンを拡大し、韓国向けサービスを本格始動します。製品サイトのローカライズをはじめ、2023年1月には韓国語に対応した技術ドキュメントの公開、ユーザーサポートの強化など、韓国向けサービスの充実を図ります。

Strix CloudがWebGLに対応

通信・サーバー技術に対する15年以上の研究開発と、技術特許取得のバックボーンを有するソフトギアは、誰でも手軽にオンライン技術を利用できるサービスを目指し、Strix Cloudの機能拡張を進めてきました。12月20日にはWebGLに対応したStrix Cloudのリリースを予定し、ブラウザでマルチプレイゲームを実現する ”WebGLオンラインゲームソリューション” として提供します。

Strix Cloudの特長

サブスクリプション型課金サービス

ゲームジャンルやサービス規模に合わせてお選びいただける料金プランを4タイプご用意しています。サーバコストの容易な把握と、柔軟なプロビジョニングが可能なサービスを目指し、サブスクリプション型を採用しました。テスト運用時の利用や、インディーゲーム開発者向けに無料プランもご提供しております。

インスタンス使用料
プラン 最大月額料金(1インスタンス) 指標
Type 0 無料(同時接続数100人を上限) 開発中のゲームのテスト運用など
Type 1 14,800円 ターン制ゲームなどのカジュアルゲーム
Type 2 24,800円 4~8人対戦ゲーム
Type 3 49,800円 4~16人対戦ゲーム
Type 4 119,800円 バトルロイヤルなどの大規模オンラインゲーム

Unity、Unreal Engine SDKをプラグイン提供

Unity、Unreal Engine SDKをプラグイン提供し、マッチメイキング、レプリカ(オブジェクト同期)、プロパティ同期やRPC機能を使ってゲーム固有の通信処理を簡単に実現します。Unreal Engine SDKはすべての機能をブループリントで提供していることから、スクリプトを書かずにオンラインゲーム開発が可能です。

左画像:レプリカ機能
クライアントとサーバー間や他のプレイヤーと同期するための仕組みとしてレプリカ機能を提供しています。アクションゲームのようにキャラクター、撃った弾、壊れたブロックがレプリカとなり、サーバーに共有され、自動的に他のプレイヤーの画面に同期されます。
右画像:Unreal Engine SDK
クライアント側のSDKとしてUnreal Engine SDKをプラグイン提供しています。オンラインゲーム開発に必要な同期処理をブループリントで扱うことが可能です。サーバーへの接続、アクターの同期、マッチメイキング等、ブループリントの操作のみで実現します。

仕様情報

  • バージョン:Strix Cloud ver. 1.2.1
  • 対応リージョン:東京、韓国、シンガポール、オーストラリア、米国東部、米国西部
  • 対応プラットフォーム:Windows, Linux, Mac, iOS, Android, Nintendo Switch, PlayStation 4, PlayStation 5, Xbox One, Xbox Series X/S
  • 対応ゲームエンジン:Unity, Unreal Engine
  • 対応プロトコル:TCP, WebSocket
  • 主要機能:マッチング機能、メッセージリレー(ルーム機能)、レプリカ(オブジェクト同期)、Webhook(外部サーバ連携)、Unity/Unreal Engine SDK(プラグイン提供)、アプリケーション管理、ユーザー管理、インスタンス管理 等

※ Microsoft、WindowsおよびMicrosoftのロゴは、米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporation またはその関連会社の登録商標または商標です。
※ その他一般の製品名などはすべて各社の商標または登録商標です。

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